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単純に性欲解消のセックスだけを求めるのは、また違うような気がする・・・・
2012/07/01 (Sun)
もう死語になってるんだけれども、”フェロモン”って言葉がある。単純に言えば、メスがオスを引き寄せる匂い！！って言えばいいのだろうか？そのメスの匂いに引き寄せられて勃起して襲ってしまう！！ってノリであるものだ。実際、昆虫なんかは特にそう言った匂いを出して、交尾しているらしいのである。そういう意味では人間だってフェロモンがあっても不思議ではないだろうし、実際、”オスを誘うフェロモンファッション”的な使われ方をする場合もあって、メスがオスを誘うってのはある意味、自然な部分があるのかもしれない。
ただ、実際、本当はもう人間にはフェロモンを感じる器官が後退してしまって、ほとんど意味を成さないらしい。簡単に言えば、フェロモンがあるってのは、発情期があって、その時期に交尾をしないと子孫を残せない！！ってのがあって、その為にメスはフェロモンを出すことで、きちんとオスと出会えるようにしているってことなのである。逆に言えば、発情期ってのが人間にはもう無くなっている！！ってことなのだろう。その為にフェロモンを出す必要は無くなってしまって、結果的にオスにはフェロモンを受容する器官ってのが無くなって、意味を成さないものになっているって事らしいのだ。
画像はシャーベットソフト：制服天使 初回版より
この画像は、ソフトハウス『シャーベットソフト』の作品の素材を使用しています。
これらの素材を他へ転載することを禁止します。
だから、何かの拍子にフェロモンの話が出るんだけれども、結果的にフェロモンってのは人間にとっては”幻想”らしいのだ。なら、何を以ってフェロモンとするか？ってことなのだろう。考え方によっては動物のように季節での発情期がなくなってしまったのかもしれないが、人間はいつでも交尾して子供を作る事が出来てしまって、その部分ではいつでも発情期だと言える場合も定番ネタながら、あるのはご存知だろう。
そうなれば、いつでもメスのそう言った匂いを感じる事になるのだから、わざわざとフェロモンを認識する器官が無くても構わない！！って論法になる。そうなれば、ある一定の年齢のメスには絶えずフェロモンがあふれている！！って論法も言えるのかもしれない。つまりは定番の匂いとしてメスのにおいの中に絶えずフェロモンが混じっていて、その部分で、フェロモンが特殊なものではなくなっていて、結果、いつでもセックス出来てしまえる！！てことが言えるのかもしれないのだ。
そう考えれば、絶えず匂い的にセックスを誘っているのはメス側になる！！って論法になる。しかしながら、実際はオスのほうが性欲は激しくてメスの身体を求めてアクションを起こす！！ってのが定番の流れになっていくのだろう。そういう意味では、メスがセックスに対して積極的に誘うってのはほとんどないんだと思えるのだ。
これは社会的な道徳論の中でセックスに対する”貞操観”ってのをオスよりもメスのほうに求められているのだから、その流れでメスのほうからセックスを求めるのは理性的に恥ずかしい事である！！って意識がどこかにあるからだと思える。つまりはメスに対する処女信仰じゃないけれども、何かの拍子にそう言った道徳論があって、それがある側面で正しいからなのだろうと僕は思う部分があるのだ。
変な話、シングルマザーが社会的に増えて認知されてきたのはこの２，３０年ではないだろうか？逆に言えば、子供を”社会的に育てる”セーフティーネットがそれなりに整備されてきて、まだまだ経済的にも厳しいものがあるのかもしれないが・・・これは社会不況が起因している部分もあるから、システム論で語りきれるものではないんだけれども・・・・それでも、まあ、子供を育てるのにシングルマザーでも問題は無くなりつつあるのが、今の現状ではないだろうか？
そうなれば、なぜ発情期があって・・・って話になれば、セックス自体が究極的には”子作り”を意味するのは間違いなくて、そうなれば、動物的に産みっぱなしじゃ無くて、子供を育てる事が必要になって、そうなれば、社会的に古い観念で言ってしまえば、”女手１人で子供を育てるのは大変だから・・・”ってことになって、その部分で、メスに対する貞操観ってのは求められてしまっているように思える。
極端な話だけれども、例えば、女優さんや女社長さんで、それなりに資力があれば、子供をある意味、経済的に余裕を持って育てる事が出来ると言えて、その部分で、シングルマザーも認められている！！ってことが言えるだろう。つまりはなぜメスに貞操観を求められるのか？って部分で言えば、子供が出来た場合、女手１人で育てられるか？に行き着くのだろう。そういう意味で、社会システムがメスの性欲を管理する流れが出来ていた！！と言えるのかもしれない。
ただ、実際的には、社会的に女性の進出がどんどん増えて、それなりに収入格差も男性と少なくなって、また社会的にもシングルマザーに関してフォローするようになってきているために、その部分で、女性の貞操観ってのは変わりつつあるのかもしれない。実際、結婚相手に処女であって欲しい！！願望ってのはオスの大部分にあるのかもしれないが、それが幻想に近いのはそれなりにどんなオスでも認識している部分もあって、単純な意味での処女信仰もなくなりつつあるのかもしれないのだ。
だから、そういう意味においては、メスだって性欲はあるのだから、”快楽のためだけに、子供を作らないセックス”ってのは、求められて良いのだろう。ただ、繰り返すようだけれども、確かに貞操観ってのは変わりつつあるんだけれども、まだまだ処女信仰に近い貞操観があって、その部分で、”だれとでもセックスするのは・・・”ってことで、その部分では、”もしかしたら子供が出来て・・・”って事もあって、そこまでは行き着いていないのが実情なんだろうし、オスだって、そこまでセックスに対して貪欲なメスを求めていくって事はなくなるのだ。
だから、そう言った微妙なバランス論の中でメスの性欲ってのは、処理されていくってことが言えてしまうだろう。１番判り易いのは、”彼氏の事、大好きでセックスもしちゃうんだけれども、でも結婚って事になると・・・・”ってのが言えるだろう。確かにある程度の年齢になれば、そのオスの経済状態や社会的信用なんかも勘案して、”手を打つ！！”って表現はどうか？とは思うのだけれども、”このまま結婚してもいいかなあ？”ってのがあるのだろう。しかしながら、土壇場で、結婚を突きつけられると悩む場合だってあるだろう。
そう考えれば、まだまだメスの性欲ってのは難しい部分があるのかもしれない。だからこそバーチャルなチャットセックスの中で、オナニーとして楽しんでしまうメスってのは多いのだろう。”リアルじゃない・・・”って部分に依存しながらも、気持ちの中では、その淫乱性を満たして楽しんで、オナニーだから快楽もそれなりにあって・・・って事になる。だからと言って、繰り返すんだけれども、それがリアルでの日常の性欲とはつながっていかないのも事実なのだろう。
そういう意味では、メスとしてのセックスの”価値観”が変わりつつあるけれども、絶対的にガラリとは変わっておらず、中途半端な価値観の中でセックスが性欲として純然としてあって、そのギャップに苦しむ部分がメスにはあるんだと思える。本来はきちんとした価値観を提示する必要があるのかもしれないんだけれども、セックス自体、”秘め事”であるために、その部分で何処かタブー化してしまって、真正面からぶつかる事は難しいってのが言えるような気もするのだ。
このようなブログを書いて、性欲の為にセックスをしているオスが、今回のようなネタを口走る事自体、間違っているのかもしれない。しかしながら、だからこそ、メスの性欲に対して、単純に性欲としてのみ、捉えるんじゃなくて、その奥にあるメスのセックスに対する揺らぎのようなものを感じたのも事実なのだ。偉そうに書くべきことではないし、自己満足に過ぎないんだけれども、気持ちよさとはまた別の側面としてのセックスの意味、考えるべき時なのかもしれないと僕は思うのだ。
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