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貸し出しプレイの悲しさ
2009/05/05 (Tue)
基本的に恋愛ってのは二人だけの世界をどのようにして作っていくか?を互いに想いながら、ある意味、形は様々だけど互いを束縛しあうことにある。特にオスはその娘を独占し束縛し他のオスに盗られないように犯していくことがその欲望なのだ。つまりはそのメスから別のオスの匂いを感じることにオスはたまらなく嫌悪するのだ。画像はユーフォリア:それでもオレはやってやる! vol.1より
この画像は、ソフトハウス『ユーフォリア』の作品の素材を使用しています。
これらの素材を他へ転載することを禁止します。
(C)Euphoria
その中で調教はオスのその欲望によってそのメスに忠誠を誓わせ究極的に自分自身の色に染め上げていくことなのだから、そう言う意味では究極の恋愛だと言える。だからこそ、そのオスの所有を裏切るようなメスの”浮気”なんかは絶対に許せるものではないのだ。
そして具体的な調教には奉仕や緊縛、露出に羞恥・・・様々な手法があってメスを自身の肉奴隷にしていき、裏切りを許さない身体にしていく。しかしその中にはオスの肉体的興奮もあるからセックスだけの欲望としての調教の意味合いも否定出来ない部分がある。またそれによってメスにも肉体的な快楽があるから、それを求めてのセックス・調教と言う側面もある。
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メスに対する独占を求める精神的な部分を優先させてオスとしての肉体的快楽、はっきり言って”射精”を求めないなんかは絶対ありえない。セックスする限りには自身の肉棒から精液を溢れさせ、その快楽を楽しみたいのは当たり前の欲望なのだ。
そしてオスの中にはその肉体的欲望のみを、精神的な意味合いを無視してメスにぶつけて、それを調教と思っている馬鹿がいる。そんな馬鹿はオスの欲望のみを優先させて性的興味だけのプレイを楽しみ、メスを肉便器にして玩具にして壊してしまうのだ。射精の欲望だけを優先させてメスを使い捨てにして、それをオスのメスの優位性としているのだ。
ただ飽きて捨てるだけの出会いであるならば1度限りの肉体的快楽として割り切れる部分もあるだろう。最悪のパターンはその娘の人格を壊すほどに玩具にして性的興味のままに様々な肉棒をその娘に咥えさせ、それで”汚れた”と言ってそのまま捨ててしまうことだ。
特にその方法として1番多くて解り易いのは”貸し出しプレイ”なのだろう。メスを肉棒好きだとその部分だけをクローズアップし他の肉棒に貸し出してメスが壊れていくことだけを楽しむ・・・本質的にはそのメスを自分だけのモノとして考えずに性的興味のままにそのメスを玩具にしていくことなのだ。
そこには”自分だけのモノ”の意識はあるのかもしれない・・・自分だけのものだからこそ、そのメスに対して何をしても許されるって気持ちがあるのかもしれない。そう言う意味では僕自身の調教と変わりは無いだろう。メスに甘え自分のモノと確認する行為としての調教・・・そう言う部分が自身の調教の中に確かに存在しているのは否定出来ない。
ただ、僕の場合、他のオスにはそのメスを貸し出す気持ちになれない。調教はあくまでも相手に対する独占なのだ。完全な所有をその娘に求め愛情でさえも強制させていく。究極的には髪の毛1本でさえ、その娘を他のオスには渡さず完全飼育していくのだ。
そうなれば”貸し出しプレイ”は自身の感覚から言えば絶対に出来ない調教なのだ。メスを快楽に溺れさせていくことは調教の本質のひとつなのだけれど、ただ汚すだけで独占を求めないプレイは本来の調教ではないと僕だけは少なくともそう信じているのだ。
それに”飼い主のため”と思い詰めてそれを受け入れる娘は純粋であるがゆえに、その”汚れ”の束縛から逃れられなくなるだろう。特に本当はその調教に疑問を持ちながらも溺れていく娘は悲しいだけであるのだ。そこには確かにメスの肉体的快楽が存在するのは否定出来ない。肉体的快楽はある種、中毒化してしまうのは仕方が無い部分がある。だからこそ気付いていても逃げられない部分もあるのだろう。
それは自身のメスとしての淫欲さを気付かせるに足る中毒なのだ。だがそれは飼い主の束縛を伴って独占される中にでも感じられる快楽なのだから、そのことにメスは気付くべきなのだ。惨めに汚れていくだけがマゾの本質ではないのだ。きちんと飼い主を求め甘えワガママになっていく。それでいながらオスの独占を受け入れ忠誠を誓っていく。そうやって本当のメスにその娘はなるのだ。そうやって調教した娘はオスにとって最高の作品であり、他の誰にも渡すことの出来ないものとなる。
普通の恋愛以上にそう言う意味では調教の出会いは”重く”、”難解”で”不自由”なものなのだろう。だからこそ本来の本当の性欲をさらけ出せるし、そこにはうそが無いのだ。セックスを前提とした恋愛なんかはありえないと思うのが普通なのだけれど、そう言う感覚から思えばありえるのだと僕は思っている。
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